通天閣 (2007年9月12日撮影) DSLR-A100 通天閣は、大阪府大阪市浪速区の新世界界隈の中心部に建つ展望塔で、国の登録有形文化財に指定されています。「通天閣」とは、「天に通じる高い建物」という意味で、明治初期の儒学者藤沢南岳によって命名されました。設計者は、ほぼ同時期にできた名古屋テレビ塔、東京タワーなどを手がけた内藤多仲です。 現在の通天閣は二代目で、1956年(昭和31年)に完成しました。避雷針を含めた高さは103m(塔自体の高さは100m)となっています。 完成翌年の1957年(昭和32年)から、塔の側面に日立製作所が大きく広告を出しています。日立が広告を出すようになったのは、当時、地元の大手電機企業(松下電器、三洋電機、シャープなど)に対抗して大阪に進出しようとしていた日立と、資金調達のために長期に渡って広告を出してもらえる大手企業を探していた通天閣の経営会社「通天閣観光」の思惑が合致したのがきっかけとされています。 近年、大阪には超高層ビルが多く出現し、また老朽化もあいまって目立たなくなりつつある通天閣ですが、現在でも大阪の象徴の一つとしてその威光を放っており、古き良き大阪のレトロ的な雰囲気を楽しむ大阪観光名所の一つにもなっています。展望台からは360度に渡って大阪市街が一望でき、ドリカムの曲「大阪LOVER」では「東京タワーだってあなたと見る通天閣にはかなわへんよ〜」などと唄われています(笑)。 恵美須町側から見た通天閣 通天閣入口 展望台へはまずエレベーターで2階へ上がって入場券を購入し、さらにそこから別のエレベーターに乗り5階展望台へと上がっていきます。 1932年から広告を出している日立 通天閣展望台 5F展望台へ上がってきました 天王寺駅周辺 中央の建物は天王寺美術館、右下は天王寺動物園。 右手遠方には生駒山が見えます 天王寺動物園と阪神高速 通天閣展望客の注目を集める・・・ こういう商売っ気のあるところが大阪っぽい!? 通天閣から北方向 さて、大阪城はどこにあるでしょうか? 大阪城は・・・ 大阪城 ここ通天閣から見ると周りのビルに埋もれてます(^^; 望遠レンズ使わないと大阪城がどこにあるのかわかりませんね。 新世界から難波、梅田にかけて 難波周辺は「ミナミ」と呼ばれる大阪一の繁華街です 東京・秋葉原と並ぶ電気街、日本橋 道頓堀周辺 中央の黄色い観覧車はドンキホーテ。 南海難波駅周辺 なんばパークス ビルの陰奥には梅田のビル群が見えます。 通天閣のある新世界から難波方面を見る 通天閣といえばビリケンさん 合格縁談幸運の神様 通天閣から西方向 京セラドーム 阪神高速環状線と南海 南西方向 関空特急「ラピート」が走っています 特徴的デザインの先頭車 新今宮駅周辺 中央右手付近にあるのがUSJ。 USJ方面 JR大阪環状線新今宮駅 南方向 和歌山・堺方面 手前はフェスティバルゲート フェスティバルゲートは経営破綻していて、施設自体は一部のテナントを除いて2007年7月末までに営業を終了しています。なお、左のスパワールドは営業中です。 東方向へ戻ってきました 再び天王寺周辺 これで展望台一周です。 通天閣を出発 恵美須交差点から堺筋を北上、難波へ向かいます NEXT
参考 新世界公式HP 通天閣公式HP
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