碇ヶ関御関所 (2005年6月8日撮影) EX-Z3
国道7号と国道282号との分岐点に「津軽藩の表玄関」として天正14年(1586年)から明治4年当時の姿を再現したのが碇ヶ関御関所です。この関所は羽州街道と津軽街道が合流するこの地に当時の南部氏勢力が津軽街道を通って弘前城方面へ侵入するのを監視するために初代津軽藩主津軽為信が1586年に設置したものです。場所的に津軽氏の本城である弘前城が近いこともあり弘前城の外郭的な性格を持ち、関所内には城門も建てられるなど厳重な関所として機能していました。
国道7号・国道282号分岐点
国道282号に入ったところで停車、碇ヶ関御関所へ行ってみます
何かひっそりした雰囲気ですが・・・
碇ヶ関御関所
ご覧のとおり現在ここは閉所されてしまいました(^^;
道の駅いかりがせきに移転し2005年7月30日開所だそうです。
このまま帰っても何なので関所内を見学します
高麗門
碇ヶ関御関所は弘前城南側の出城としての性格を持っていて周辺は城下町の様相を呈していました。その城下町の外門として建てられたのがこの高麗門です。
碇ヶ関観光案内板
関所の中へ入ります(開放されていたので・・・)
施設内の営業は終了、建物だけが残っています
面番所
関所としてのメイン施設だったところです。中では料金聴取、取調べ、各種記録などの事務が行われていました。
館内は閉鎖されています
敷地のすぐ西側には国道7号が走っています
追分石
津軽街道と羽州街道とが合流するこの地に旅人たちのための道路標識として作られたものです。
国道282号碇ヶ関から鹿角35km、小坂20km
国道282号津軽街道を小坂方面へ走ります
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道の駅いかりがせき・碇ヶ関駅
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