博多駅 Part2 (在来線ホーム) (2010年9月6日撮影) DSLR-A700
博多駅在来線ホームです。
博多駅の在来線はJR九州管轄で、山陽新幹線から九州各地へ特急列車が次々に発着する博多駅は日本一特急列車発着本数が多い駅となっています。特急、普通列車とも新旧の車種バリエーションが豊富でさまざまなデザインの車両が見られます。

博多駅在来線ホーム JR九州の駅名標


鹿児島本線 熊本方面発車時刻表


鹿児島本線 小倉方面発車時刻表


在来線ホームからは次々に特急列車が発着


博多駅に到着した特急かもめ


885系特急型電車
2000年に特急かもめ用に登場した振り子式車両です。
長崎本線カーブ区間での速度向上が図られています。


かもめのフードマスコット付きw


2000年デビューなのでもう10年目なんですね








行き先案内板が超大型


783系のそばを走りぬける885系


783系 特急型電車
それまでの国鉄型485系電車とは異なるコンセプトで登場した特急電車で「ハイパーサルーン」の愛称で呼ばれています。国鉄がJRになってから初の新型車両として当時は注目を集めました。これ以後JR各社からは個性的なデザインの車両が次々とデビューすることになりました。


783系 かもめ編成











783系かもめ編成とハウステンボス編成の連結部


783系 ハウステンボス編成











NHK大河ドラマ「竜馬伝」ラッピングが施されています











783系 みどり編成


かもめ編成とは異なるデザインの行き先表示器








みどり編成のロゴマーク


783系 みどり編成先頭車





特急かもめが長崎へ向け博多駅を発車


5・6番ホームへ


787系 特急型電車
JR九州が1992年、鹿児島本線特急「つばめ」用に製作したのが787系電車です。
九州新幹線が部分開業した現在は博多〜新八代間の特急「リレーつばめ」や「有明」などで使用されています。
2011年3月九州新幹線全線開業後は長崎本線や日豊本線など活躍することになります。


787系 特急リレーつばめ
新八代で九州新幹線鹿児島中央方面へ接続します。
この列車は新八代止まりなのですが、行き先には鹿児島中央と案内されています。
新八代駅では同一ホーム上で乗り換えできるようになっています。


つばめロゴが見られるのも2011年3月まで


行き先は「鹿児島中央」になっています
下に「新八代駅で新幹線『つばめ』に接続しています」との表記があります。


リレーつばめのロゴマーク








九州新幹線開業後は長崎本線等で使用される787系


883系 特急型電車
大分自動車道の高速バス対抗のため特急にちりん用として1994年から製造された車両で、振り子式を採用してカーブでの速度を向上、博多〜大分間を20分短縮させました。現在は特急ソニックとして博多〜佐伯間を走っています。


883系 特急ソニック
もともと博多から大分を結ぶ特急は「にちりん」でしたが、新型電車883系投入後、883系使用列車は「ソニックにちりん」の愛称となりました。883系・885系に統一された現在は883系・885系を使用する「にちりん」は廃止され、「ソニック」に統一されています。





動物の耳をイメージした883系ロゴマーク(左)





ソニックに使用される883系と885系(白いソニック)


885系ソニックが待機中


811系が軽快に小倉方面へ去っていきます


885系 特急型電車
振り子式特急電車883系の改良版として長崎本線特急かもめ用に製造された車両で、2001年から特急ソニック増発用としても製造されました。ソニック用885系側面下のラインはかもめの黄色に対して青色となっています。








2001年デビュー


キハ183系ゆふDXと885系ソニック





キハ183系1000番台 特急型気動車 ゆふDX仕様
キハ183系1000番台は1988年に「オランダ村特急」用として製作されたもので、電車とも併結できる仕様となっていました。2004年に新設された特急「ゆふDX」号に使用されることになり、当初は漆色で登場、2008年からは現在の黄色に塗りかえられました。














811系 一般型電車
北九州・福岡都市圏の快速列車増発用と、老朽化した421系電車を置き換える目的で1989年から1994年まで製造された電車です。3ドアで転換クロスシートを装備しています。


811系のロゴ
「NEW RAPID TRAIN 811」はデビュー当時からのままです。
いつまでたってもNEWですw





転換クロスシートを採用





813系 一般型電車
811系電車の後継として1994年から製造されています。制御方式がVVVFインバーター方式になったことが811系との大きな違いですが811系をはじめ815系、817系との混結も可能な設計となっています。赤を多用したデザインが特徴的です。


JR九州のコーポレートカラーでもある赤い全面デザインが印象的


817系 一般型電車
福北ゆたか線電化開業用に2001年に登場した、VVVF制御による省エネ化を図った電車で2両編成単位で運用されています。ワンマン運転にも対応しているため現在は九州各地でも運用されています。


車内は転換クロスシート


新幹線ホーム乗り換え改札



続いて新幹線ホームへ。


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博多駅 Part3(新幹線ホーム)


 


参考
JR九州 九州新幹線準備室
JR博多シティ
キャナルシティ博多


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